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詐欺メールにご注意ください

ネットバンキング犯罪

  • ■手口のポイント
  • ・【ウイルス感染】 ネットバンキングのパスワードを盗み取り、口座から預金を不正に送金する
  •   ・【フィッシング詐欺】ネットバンキングの模倣画面を表示、認証情報を抜き取り不正な送金を行う
  • ■対策のポイント
  •   ・不審なサイトへのアクセスや不審なメールの開封は行わない
  • ・ウイルス対策などセキュリティソフトを最新の状態に保つ
  • ・パスワード、暗証番号を定期的に変更する

 

ネットバンキング犯罪とは?

インターネットバンキングのパスワードなどを盗み取り、勝手に口座から預金を第三者の口座に送金してしまうという悪質な犯罪が急増しています。被害金額は年々増加しており、平成25年に件数・被害額が急増し、平成26年には被害額が過去最大を更新しています。あなたも被害に遭わないように、犯罪の主な手口をしっかり学んで、対策を取りましょう。

ネットバンキング犯罪

手口1:スパイウェアやウィルスによる本人認証情報の不正取得

改ざんしたウェブサイトの閲覧や添付ファイル付き電子メールからスパイウェアやウィルスに感染させ、それらを使用して、インターネットバンキング利用時に精巧な銀行の模倣画面を表示させるものです。インターネットバンキング利用時に、正規の画面上に暗証番号や合言葉などの本人認証情報を入力させようとする不正なポップアップ画面が表示される手口です。そこから利用者のインターネットバンキングにおけるIDやパスワード、乱数表、合言葉といった認証情報を入力させて取得し、不正な送金が行われるものです。
スパイウェアやウィルスを利用した様々な手口があり、最近は個人だけではなく法人のお客様の被害も多発しています。例えばウィルスによる電子証明書の不正取得によって、犯人側が管理する別のパソコンで不正送金が行われる手口もあります。

手口2:メールなどを利用したフィッシング詐欺による手口

銀行を装った偽のメールを送るなどして、銀行のログイン画面を精巧に模倣した偽のページに誘導し、利用者のインターネットバンキングにおけるIDやパスワード、乱数表、合言葉といった認証情報を入力させて取得し、不正な送金が行われるものです。

事例

インターネットバンキングによる預金等不正払戻し被害発生状況

期間 30年 令和元年 2年
件数 322件 1,872件 1,734件
被害額
(被害実額)
約4億6,100万円
(約4億400万円)
約25億2,100万円
(約22億5,900万円)
約11億3,300万円
(約10億1,500万円)

(注)被害額とは、犯人が送金処理を行った全ての額。被害額とは、被害額から金融機関が不正送金を阻止した額を差し引いた実質的な被害額。
警察庁:「平成26年中のインターネットバンキングに係る不正送金時犯の発生状況等について」平成27年2月12日

犯罪の防止策

  • ■銀行が推奨するセキュリティ対策を確認・実施
  • ・取引銀行によって導入・推奨するセキュリティ対策は異なるため、必ず確認し、それらを積極的に利用する。
  • ■セキュリティ対策ソフトやOSなどのソフトウェアを最新に保つ
  • ・セキュリティ対策ソフトを導入し、こまめにアップデートするよう心がける。
  • ・基本ソフト(OS)やウェブブラウザ等、インストールされている各種ソフトウェアを最新の状態に保つ。
  • ・身に覚えがないメールに添付されたファイルは開かない。不審と思われるウェブサイトの閲覧は避ける。不必要なプログラムや、信頼の置けないウェブサイトからプログラムをダウンロードしない。
  • ■IDやパスワード等は慎重に管理・利用する
  • ・インターネットバンキングで利用するIDやパスワード等は慎重に管理する。名前や生年月日から推測できるようにすることは避け、他のサービスで利用するIDやパスワード等とは異なる設定にする。
  • ・銀行がメールでパスワードなどの入力を求めることはない。
  • ・IDやパスワード等は銀行の注意喚起を見て慎重に入力する。
  • ■あやしいと感じたら…
  • ・最寄りの警察、消費生活相談窓口に相談する

被害に遭ってしまったら、警察・当組合へただちにご連絡ください

 

  • ◆詐欺・盗難等の被害に関するお問合せ先
  • 業務部  TEL 082(244)3152
  • ※受付時間/平日 9:00~17:00
  • (土・日・祝休日・及び大晦日・正月3が日を除く)

 

当組合では、詐欺・盗難等の被害発生防止並びに被害に遭われた方々の救済に取り組んでまいります。

 

出典 一般社団法人 全国銀行協会